演劇やミュージカルは小さい頃から大好きで、ワークショップなどにはちょくちょく顔を出していたのですが、こういう「即興劇」や小劇場スタイルの演劇ワークショップは初めてで、素敵な経験になりました。またいろんな方と触れあう事ができて、最高の夏の思い出になりました。みんなとは、ワークショップが終わっても関係が続くと良いと思っています。(ちなみにワークショップ後、週1ペースでワークショップの誰かには会っています(笑)。そのうち8人とディズニーランドも行って来ちゃいました!本当に出会ってから1ヶ月も経ってないだなんて嘘みたいです。)初日の王子スタジオに足を踏み入れた時はこんな楽しい時間が待っているだなんて思ってもいませんでした。
ワークショップ公演の演出が言葉じゃ説明しにくくて、「観に来てもらわないと分かってもらえない!」って言うのがまた逆にすごく良かったです。アキラ先生の世界観はとても独特ですごく楽しかったです。変な先生の授業、友達との田和も無い時間、恋愛をし、20代、30代、40代、老後。そして、もう一度人生をやり直す毎回やる度、不思議な気持ちに包まれました。それもまた人それぞれ。みんな一人一人違う気持ちになり、「ああ、そういう考え方もあるな〜」って思った瞬間なんて数えきれないくらいありました。
公演は日替わりでいろいろなシーンを演らせてもらったのですが、私が一番印象に残ったのはやっぱり恋愛のシーンです。告白経験はゼロなのですが、なんだかもう経験したかのようにこれからは語ってしまいそうです。相手役の子が本当に好きだった人に見えて来たり。演劇の力は本当にすごいんだなと実感しました。本当の世界では想いを伝えられず終わってしまった片思いがまた蘇って来てすごく複雑な気持ちに残されました。
即興劇の魅力的なところは行き先が見えなくてちょっとスリリングな所だと思います。相手役と息を合わせ、場の空気を読みながら空間を一緒に作って行くところが本当に本当に楽しくて。毎回違う雰囲気が出て、話の展開も変わって行くのが本当にクセになります。(笑)是非是非また来年も参加させてもらいたいです!
(高校2年/女子)
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(高校2年/女子)
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今年も去年同様とても楽しい夏休みの一週間が過ごせました。
今年は女子の割合がとても高く、彼女らの存在感にすごく圧倒されました。
また、僕は中学二年生となったので中一年生の方々が参加してくれることを期待いていたのに今年も一番年下で先輩方がとても大人に見えました。
けれど対等に話をしてくれて、サマースクールならではの人間関係だと思いました。この様なことが王子小劇場のサマースクールに参加する醍醐味だと思いました。
そして舞台を作る楽しさを教えてくださった山崎さんの深く感謝します。
さらに、この様な貴重な機会を与えて下さった王子小劇場のみな様に厚く御礼申し上げます。
来年も参加したいと思っています。
(中学2年/男子)
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私がこのサマースクールについて知ったのは王子在住の学校の先輩が、「演劇に興味があるなら行ってごらん」とチラシをくれたからでした。私は今まで市民ミュージカルや、習い事で劇をやったり……というのはチャレンジしていたので、今回はどんな内容なんだろうと思いながら初日を迎えました。
初日、私は学校があって一時間以上遅れて到着しました。入った時、目の前で自己紹介が始まりました。ただし、普通の自己紹介ではないのです。女の子みたいな喋り方をする、見ためは明らかに男の子、そしてその逆も居て髪の長い女の子が突然、「俺、○○って言うんスけど……」とか言い出したり。一体何をやっているんだろう??私はとんでもない所に来てしまったのでは?と感じました。そうこうしている内に初日のプログラムは終わりました。
一日とんで三日目。先生が「変な友達、変な先生。て居る?」と言いました。変な友達?変な先生?先生の意図も分からなければ、私の周りの“ヘン”な人も浮かびません。首をかしげてても周りの発表を見ているとなんとなく掴めてきました。そんな先生いるいる!そういう子、クラスにいる!私も途中から、「私の学校にこんな先生が居るんだけど……」と自分から少しずつ発言できるようになりました。
四日目。遂に本番一日目。台本読むのも初めて、中身は即興。自分が今まで経験したことのない舞台で周りの子と自分はコミュニケーションがとれているのか、いろいろ不安の残るまま一日目は終えました。でもその日から少しずついろんな人と話せるようになって仲良くなれて、最終日にはかなり親しくなれました。相手を信用して色んな球を投げられるようになりワークショップの後も付き合える仲間が出来たのはこの六日間だからこそだと思います。
(高校2年/女子)
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最初はこのワークショップでやっていけるか不安もありました。自分は結構人見知りだし、初めて会う人と、芝居が出来るかどうか不安でした。WSが始まる時、どういう劇を発表公演で披露するのか知らなかったので、全編ほぼほぼアドリブだと聞いて、正直驚きました。それと同時に不安と共に「どんな公演になるんだろう…?」と少しワクワクしてきました。WSに参加した際、まず一番最初に自己紹介から始まり、次に他の人になりきって、その人の自己紹介をする、という事をやりました。初めは少し恥ずかしかったんですが、回を追うにつれ、段々その人の事をよく観察するようになり、吹っ切れていったのが、自分の中で印象的でした。WSでおもしろかったのは女子達のテンションです。僕は練習で結構疲れていたのですが女子達はピョンピョン飛び跳ねたり、恋愛の話でキャーキャーいったり、僕が持ちあわせていない、パワーに溢れていて、なんだか羨ましかったです。僕も見習わないといけません。WSで山崎先生が教えて下さった内容はどれも部活とは違うものばかりで、とても新鮮でした。WSでは、部活とは違う自分の芝居が出来たと思いました。本番の日はさすがに緊張しました。最初の台詞がとばないだろうか、段取り間違えないかな、ぐだぐだにならないかな、色々な事を考えていましたが、本番が始まった瞬間、それらはフッとなくなりました。本番の雰囲気は好きでした。落ち着いて芝居が出来たと思います。本当の所を言うと、本番でどうやって、どんな芝居をしたのか、夢中だったのでよく憶えていないのです。これは本番の時に出る癖で、部活でも本番こうなります。しかしこれだけは言えます。この三日間の公演は皆の力で素晴らしいものになったと、そう思います。この日、この時、この場所で皆と芝居が出来たということは、実は奇跡なんだと実感しました。このような素晴らしい機会を下さった劇場の皆様に心から感謝。
(高校3年/男子)
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帰って来たら部屋が夏仕様になっていました。もう寝るつもりだったけど、夜更かしコースを選ぶ事にします。だって今日書いた方が良いっておっしゃるんですもん。そんなこと言われたら書くしかないです。あ、でも、私も、去年の感想集を読んで参加する決心が付きました。ここは、未来のサマースクール生のために私も頑張ることにします。 まず、本当にこんなことになると思っていなかった。有り得ない六日間でした。六日前に会ったなんて信じられない。でも、だからといって、一ヶ月か十年かと言われればどれもぴんと来なくて、まるで別の時間軸の中にいたみたいです。王子小劇場の床の木の板の数を知っているのと同じくらいに不思議で、あやふやです。一体なんだったんだろう。狐に化かされた気分です。たぬきなのに、たぬきなのに。 ほいで、やっぱり大人はずるいです。なーんにも教えてくれないのに、私達のことを羨ましいなんて言う。キラキラしているなんて言う。私にしてみれば大人のみなさんの方がよっぽど楽しそうで格好よくて輝いて見えます。これもやっぱり不思議なことです。ぐおーって感じです。ばんばんばんばんって思います。眠いなあ。 不思議と言えば、連日疲れて帰っているはずなのに、一向に寝付けなかったことです。しかも毎夜毎夜サマースクールの夢を見ました。学校の授業のせいで半日しか参加できないことになる夢でした。朝目が覚めて、夢だって分かったときの安堵感といったら半端じゃありませんでした。ずーっとサマースクールのことを考えていました。楽しみで眠れなかったのなんて、小学校の低学年の遠足前夜ぶりくらいです。 それとあと、食欲の停滞。お家で食べ物を見てもときめかない。胸いっぱいで余計なものを体に入れたくなかったのかなあ。大変家族を心配させてしまいました。ごめんなさい。それでも体力付けなきゃと思って、千秋楽の前にたくさん食べたらお腹がくだりかけました。ギリギリで助かってよかったです。ピンチでした。 取り敢えず、一言で言うと、楽しかった!です。初舞台がこの作品になったことが本当に嬉しい。心から幸せを願える人達にたくさん出逢えたことが嬉しい。みんなの笑顔が見たくて、色んなことをしたけど、ちゃんと受け入れてくれたことが嬉しい。何より、王子小劇場が私の居場所であったことが嬉しい。 スタッフの皆さん、出演者のみんな、そして彬さん、ありがとうございました。何物にも代え難く大好きです。どんなことがあっても忘れない夏になりました。 そして、絶対に、来年も、会おうぜ!
(高校2年/女子)
公演は日替わりでいろいろなシーンを演らせてもらったのですが、私が一番印象に残ったのはやっぱり恋愛のシーンです。告白経験はゼロなのですが、なんだかもう経験したかのようにこれからは語ってしまいそうです。相手役の子が本当に好きだった人に見えて来たり。演劇の力は本当にすごいんだなと実感しました。本当の世界では想いを伝えられず終わってしまった片思いがまた蘇って来てすごく複雑な気持ちに残されました。
即興劇の魅力的なところは行き先が見えなくてちょっとスリリングな所だと思います。相手役と息を合わせ、場の空気を読みながら空間を一緒に作って行くところが本当に本当に楽しくて。毎回違う雰囲気が出て、話の展開も変わって行くのが本当にクセになります。(笑)是非是非また来年も参加させてもらいたいです!
(高校2年/女子)
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私は去年に引き続き、2回目の王子小劇場サマースクールでした。2013年のサマースクールが終わった日から1年間、2014年のサマースクールをずっと楽しみにしていました。
今年も講師の山崎彬さん、王子小劇場のスタッフの方々、それに今年集まった15人のメンバーに出逢えて、幸せな6日間を過ごすことができました。
初日の最初の頃はもちろんみんな緊張していて、あまりしゃべらなかったけれど、休憩を挟むたびにみんなとの距離がだんだん近くなっていき、初日が終わるころには緊張もなくなり初めて会ったとは思えないほど色んな話をしました。
初めましてのメンバーもたくさんいるのに「また、明日ねー」と言ってお別れするのが、とても不思議に感じました。
彬さんはワークショップ中たくさん‘他人になる’ということについて考えさせてくれました。それはモノマネをするというわけではなく、ちゃんと相手を見て、知り、それが‘他人になる’ということなのだと教えてくれました。
演劇を通じて普段一緒にいる友達とやりとりをしたり、普段お世話になっている学校の先生になったり、恋をしてみたり、、、‘日常’を舞台の上で作りお客様に観てもらう、ということは‘非日常’のはずなのに、それでもちゃんと成立し、自分と友達、先生と生徒が存在しているのがとてもおもしろかったです。
未来の自分にもなりました。20代、30代、40代、老人。そして大往生しました。
自分の未来をイメージすることはやっぱり難しかったです。イメージしてみたら、27歳の私はなんだかよくわからずフラフラしていました。すごく不安になったけれど、普段こんな風に未来の自分と向き合うことなんてないので、とてもわくわくしました。
私たち高校生、こんな風に生きています、こんなこと考えています、ということが高校生の頃の事なんて思い出にしてしまった大人の人たちに少しでも伝わっていたら嬉しいです。
3日間3ステージだけの公演だったけれど、たくさんの方に普段と同じ制服で生きる私たちの姿を観ていただくことができて、本当に本当に幸せでした。
心から、色んな人たちに、たくさんたくさん
ありがとうございました!!!!!!! (高校2年/女子)
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今年も去年同様とても楽しい夏休みの一週間が過ごせました。
今年は女子の割合がとても高く、
また、
けれど対等に話をしてくれて、
そして舞台を作る楽しさを教えてくださった山崎さんの深く感謝し
さらに、
来年も参加したいと思っています。
(中学2年/男子)
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私がこのサマースクールについて知ったのは王子在住の学校の先輩
初日、私は学校があって一時間以上遅れて到着しました。
一日とんで三日目。先生が「変な友達、変な先生。て居る?」
四日目。遂に本番一日目。台本読むのも初めて、中身は即興。
(高校2年/女子)
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最初はこのワークショップでやっていけるか不安もありました。
(高校3年/男子)
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帰って来たら部屋が夏仕様になっていました。もう寝るつもりだったけど、夜更かしコースを選ぶ事にします。だって今日書いた方が良いっておっしゃるんですもん。そんなこと言われたら書くしかないです。あ、でも、私も、去年の感想集を読んで参加する決心が付きました。ここは、未来のサマースクール生のために私も頑張ることにします。 まず、本当にこんなことになると思っていなかった。有り得ない六日間でした。六日前に会ったなんて信じられない。でも、だからといって、一ヶ月か十年かと言われればどれもぴんと来なくて、まるで別の時間軸の中にいたみたいです。王子小劇場の床の木の板の数を知っているのと同じくらいに不思議で、あやふやです。一体なんだったんだろう。狐に化かされた気分です。たぬきなのに、たぬきなのに。 ほいで、やっぱり大人はずるいです。なーんにも教えてくれないのに、私達のことを羨ましいなんて言う。キラキラしているなんて言う。私にしてみれば大人のみなさんの方がよっぽど楽しそうで格好よくて輝いて見えます。これもやっぱり不思議なことです。ぐおーって感じです。ばんばんばんばんって思います。眠いなあ。 不思議と言えば、連日疲れて帰っているはずなのに、一向に寝付けなかったことです。しかも毎夜毎夜サマースクールの夢を見ました。学校の授業のせいで半日しか参加できないことになる夢でした。朝目が覚めて、夢だって分かったときの安堵感といったら半端じゃありませんでした。ずーっとサマースクールのことを考えていました。楽しみで眠れなかったのなんて、小学校の低学年の遠足前夜ぶりくらいです。 それとあと、食欲の停滞。お家で食べ物を見てもときめかない。胸いっぱいで余計なものを体に入れたくなかったのかなあ。大変家族を心配させてしまいました。ごめんなさい。それでも体力付けなきゃと思って、千秋楽の前にたくさん食べたらお腹がくだりかけました。ギリギリで助かってよかったです。ピンチでした。 取り敢えず、一言で言うと、楽しかった!です。初舞台がこの作品になったことが本当に嬉しい。心から幸せを願える人達にたくさん出逢えたことが嬉しい。みんなの笑顔が見たくて、色んなことをしたけど、ちゃんと受け入れてくれたことが嬉しい。何より、王子小劇場が私の居場所であったことが嬉しい。 スタッフの皆さん、出演者のみんな、そして彬さん、ありがとうございました。何物にも代え難く大好きです。どんなことがあっても忘れない夏になりました。 そして、絶対に、来年も、会おうぜ!
(高校2年/女子)